VxEditorはWindows上で動作するSDI(Single Document Interface)形式のテキストエディタです。
標準的でなじみやすいインターフェイスを持ち、強力な機能を数多く搭載しながら軽快に動作します。
フリーソフトです。
設定はレジストリにバイナリ形式で保存されます。メニューからファイルに書き出し・読み込みすることが可能です
ver0.3.0正式版からインストーラー形式での配布となっています
VxEditorは起動に掛かる時間が非常に短くなっています。
特に、すでにVxEditorが起動している状態ではほとんど一瞬で新しいウィンドウが開きます。
これはひとつのプロセスですべてのウィンドウを管理し、小さい別の実行ファイルが起動中のプロセスにファイルの読み込みなどを指示しているためです。
/xオプションを付けて起動すれば新規プロセスで起動することも可能で、電信八号などの外部エディタとして使うことも可能です。
エディタ部分には定評のあるTEditorコンポーネントが採用されています。
32KBの制限がなく巨大なファイルを開くことが出来、いくらでもアンドゥ・リドゥが可能。
ワードラップ、禁則処理、矩形選択、クリッカブルURL、再変換(Windows98以降)などの機能を持ち、快適な編集が可能です。
TEditor系では珍しく、「右端で折り返す」ことも可能。ただし、TEditorの仕様で折り返し文字数を変えるとアンドゥバッファがクリアされてしまいます。
Shift JIS、EUC、JIS、UNICODE、UTF-8、UTF-7に対応し、読み込み時に自動判別されます。
改行したとき前の行のインデントまで自動でインデントしてくれる「オートインデント」だけでなく、「{」の後ろで改行すると自動でひとつインデントを増やしてくれ、「}」を入力するとインデントを減らしてくれる「スマートインデント」機能を利用可能。
while(true){
if(i>=max){
break;
}
}
このようなコードを書くためにTabキーで手動インデント、BackSpaceでアンインデントする必要がまったくなくなり、非常に楽になります。
検索や置換にはAWK互換とPerl互換の2種類の正規表現が使用できます。
検索にマッチした部分を強調表示することも可能です。
置換では大量の置換の間表示の更新を行わないことによって大量の置換を高速に行えます。
通常の文字、全角文字、半角カナ、機種依存文字や、数値、文字列、コメント、引用行などを色分け可能。
HTMLのタグ、エレメント、属性、属性値、Perlの変数なども色分け表示可能。
予約語は3色まで設定でき、それぞれ無限に登録できます。
編集モードは無限に追加可能。
ウィンドウの表示形態や色分け表示の設定などをそれぞれ設定できます。
拡張子を設定しておけばそのファイルを読み込んだときそのモードで開かれます。
外部アプリケーションを登録してメニューの「ツール」から呼び出すことが出来ます。
メニューには表示しないことも可能。
ツールには編集中のファイル名などをコマンドライン引数に渡すことが出来ます。
ショートカットキーを割り当てることも可能です。
ダウンロードソフト「Irvine」などで使用されているDMonkeyスクリプトエンジンを搭載。
ファイル操作や正規表現はもちろんのこと、HTTPやSOCKETによるインターネットへのアクセスやDynaCallによるDLL呼び出し、ActiveXオブジェクトの呼び出し、VCLオブジェクトによるGUI生成など強力な機能が利用できます。
VxEditorの拡張オブジェクトによりウィンドウの制御、編集中の文字列へのアクセス、編集モードなどのプロパティ制御などが行えます。
スクリプトはツールとして登録します。ツールの「自動実行」機能によりファイルの読み込み時などに実行させることも可能です。
DMonkeyに関する詳しいことはDMonkey紹介をごらんください。